目次
スプーンの練習は必要?
離乳食をはじめる前の練習は不要!
かつては準備として、果汁をスプーンで与える(味慣らし・スプーン慣らし)を行っていましたが、必要ありません。
あると便利なもの
小さいすりばち・すりこぎ・おろし器がセットになったものがあると便利です。
そのほか、小鍋や包丁・まな板などは、家庭にあるものでOK!赤ちゃん専用にする必要はありません。
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どうやってはじめたらいい?
いつからはじめる?
- 首のすわりがしっかりしている
- 少しの間であればひとりで座れる
- 食べ物に興味を示す
生後5か月を過ぎ、このようなサインが出てきたら準備OK!
赤ちゃんの体調・ご機嫌がいい日に始めてみましょう。
何からはじめる?
離乳食のはじめは、母乳や育児用ミルク以外のものを飲み込むことに慣れるのが目的。
なめらかにすりつぶしてポタージュくらいとろとろにしましょう。
つぶしがゆの作り方
- つぶしがゆに慣れてきたら、すりつぶしたじゃがいもや野菜、それにも慣れてきたらつぶした豆腐や白身魚、固ゆで卵黄つぶしをあげてみましょう。
- 大人がそのまま食べる食材(豆腐など)であってもしっかり加熱しましょう。
初期の離乳食レシピ(レシピ掲載ページへリンクします)
どうやってはじめる?
- 1日1回食から始めましょう。
- 初めての食品は1日1品、離乳食用スプーン1さじにしましょう。
- 最初は「離乳食+乳」で1回の食事です。離乳食の後に欲しがるだけ母乳や育児用ミルクを飲ませてあげましょう。
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どうやってすすめていくの?
離乳食早わかりチャート
(PDF:74KB)
中期にすすむ目安
口が上下にモグモグ動く様子が見られたらもぐもぐ期に進む目安です。
だいたい離乳食をはじめて2か月くらい経ったころ(生後7~8か月ごろ)です。
食べ物を舌でつぶせるようになるので、やわらかなツブツブ状(指でつまむと簡単につぶせるかたさ)にしましょう。
中期の離乳食レシピ(レシピ掲載ページへリンクします)
後期にすすむ目安
口が上下左右に動くようになるとかみかみ期に進む目安です。
中期に進んでからさらに2か月くらい経ったころ(生後9~11か月ごろ)です。
やわらかいもの歯ぐきでつぶせるようになるので、バナナくらいのかたさにしましょう。
後期の離乳食レシピ(レシピ掲載ページへリンクします)
動画「赤ちゃんの口の動き・食べさせ方」(外部リンク)
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4つの注意点
はちみつは満1歳から
乳児ボツリヌス症予防のため、1歳までは使わないようにしましょう。
調味料は使わない
はじめのうち、調味料は必要ありません。
3回食になるころから少しずつ使ってみましょう。
おやつはいらない
離乳食の間、おやつは必要ありません。
災害時に備えましょう
調乳の必要がない、液体ミルクを備蓄しておくのがおすすめです。
災害時に乳幼児を守るための栄養ハンドブック(PDF:1,369KB)
動画「離乳食の4つの注意点」(外部リンク)
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食物アレルギーが心配な方へ
かゆみを伴う湿疹がある場合は、まず湿疹の改善を目指しましょう
- 肌あれがあると、そこからアレルゲンが入ってきます。
- 湿疹ができてしまったら、医師の指導のもと、できるだけ早く治しましょう。
食物アレルギーでも、離乳食の開始や進行を遅らせる必要はありません
- 離乳食の開始や進行を遅らせても、食物アレルギー発症の予防効果はありません。
- 食物アレルギーの有無にかかわらず、離乳食は生後5~6か月頃で開始し、除去を指示された食物以外の食材を徐々に進めていくことが適切です。
初めての食物は体調のよいときに、新鮮な食材を、充分に加熱し、少量からにしましょう。
- はじめての食材は、離乳食用スプーン1さじからはじめましょう。
- 症状が出たときに受診できる時間帯に始めるのがおすすめです。
- 乳児期のアレルギー原因食物の9割を占める鶏卵・牛乳・小麦については、それぞれ固ゆで卵黄・ヨーグルト・ゆでうどんを離乳食用スプーン半さじから開始しましょう
- 微量でもアレルギー症状を起こしやすい食物(すりゴマ・ピーナッツ・ナッツ類など)は、米粒1粒大から始めましょう。
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