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マムシ・ヤマカガシ(毒ヘビ)にご注意!

最終更新日:2024年9月18日

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野生の毒ヘビは身近なところにいます。不用意に草むらや山林に入らないでください。
毒ヘビを見かけたら刺激することなく離れてください。

マムシ(二ホンマムシ)

分布:北海道、本州、四国、九州に広く分布しています。
特徴:全長40~60cm。頭部は三角形。胴や尾の表面に銭形の暗色の斑紋があります。
生態:平地から山林に広く生息し、ネズミ、小鳥、カエル、トカゲ等を食べます。水辺を好み、河川周辺、田畑で多く確認されます。かむときの動作は非常に速いです。
毒性:主に出血毒で、少量の神経毒も含まれます。
かまれた場合の症状:血が止まりにくくなる、筋肉の腫れ、壊死、血管拡張、血圧降下、視力低下など

二ホンマムシ写真

ヤマカガシ

分布:本州、四国、九州に分布しています。
特徴:全長60~120cm。地域により変異がありますが、色彩が鮮やかで赤・黄・黒の斑紋があるのが特徴です。
生態:平地から山林に広く生息し、主にカエル(オタマジャクシ含む)を食べます。水辺を好み、河川、池沼、水田等で多く確認されます。
毒性:主に出血毒です。国内のヘビの中で最も強い毒を持ちます。毒は、牙と背中の毒腺から出されます。口の奥に牙があり、深くかまれると毒が注入されます。
かまれた場合の症状:血が止まりにくくなる、全身性出血(消化管、脳等)、血尿など

ヤマカガシ写真

毒ヘビへの注意点・かまれた場合

毒ヘビへの注意点

  • マムシ等が生息する可能性がある、水辺(河川、池沼等)や草むら、山林などに入る場合は、長袖・長ズボンの服装で、長靴や手袋を着用してください。
  • マムシ等をみかけた場合は、決して近づかないようにしてください。

毒ヘビにかまれた場合

  • かまれた部分を安静にし、速やかに医療機関で手当てを受けてください。その際に、どのようなヘビに咬まれたかの情報を正確に伝えてください。
  • 医療機関案内や救急車が必要か判断に迷われた場合は、救急安心センターこうべ救急相談ダイヤル(電話番号:♯7119※つながらない場合は078-331-7119)にご連絡ください。緊急時は119番通報してください。

ヘビの捕獲・駆除

マムシ、ヤマカガシ、アオダイショウ等のヘビは在来の野生動物であり、市では捕獲・駆除はしていません。しばらくすると、ヘビは別の場所に移動しますので、刺激せずに、そっとしておいてください。
捕獲や駆除をご希望される場合は、有償となりますが、一般社団法人兵庫県ペストコントロール協会にご相談ください。
ただし、1.業者が現場に到着した段階には、ヘビがいないことが多く、その場合でも経費がかかる、2.ヘビを探索する場合は更に経費がかかると聞いておりますので、ご注意ください。

一般社団法人兵庫県ペストコントロール協会(県内駆除業者の団体、有償)
フリーダイヤル0120-76-2633
平日9時00分~12時00分、13時00分~17時00分受付

【参考】その他よく見られるヘビ(毒はありません)

シマヘビ

分布:北海道、本州、四国、九州に広く分布しています(日本固有種)。
特徴:全長80~150cm。通常は背中に4本の縦じまがあり、目の色が赤いです。黒化型もおり、「カラスヘビ」と呼ばれます。
生態:平地の農地、河川から山林に広く生息し、ネズミ、小鳥、カエル等を食べます。
シマヘビ写真

アオダイショウ

分布:北海道、本州、四国、九州に広く分布しています(日本固有種)。
特徴:全長100~200cm。日本本土で最大のヘビです。背面は青みがかった褐色やくすんだ緑色のものが多いですが、個体差が大きいです。
生態:平地の農地、河川から山林に広く生息し、人家やその周辺に多く見られます。ネズミ、小鳥、カエル等を食べます。
アオダイショウ写真

資料など

マムシ・ヤマカガシ(毒ヘビ)にご注意(PDF:221KB)

お問い合わせ先

環境局自然環境課