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最終更新日:2023年9月11日
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「動物由来感染症」とは、動物から人に感染する病気の総称です。
人と動物には、共通する病気がたくさんあります。人の健康を守るだけでなく、大切なペットの健康を守るためにも、以下のことに注意しましょう。
狂犬病予防法により、犬の飼い主には、登録と狂犬病予防注射(鑑札と注射済票の装着)が義務付けられています。
健康な動物でも、人に病気を起こす病原体などを口や爪の中にもっていることがあります。動物に触ったら、必ず手洗いやうがいをしましょう。また、口移しでエサを与える、スプーンや箸を共用する、同じ布団で寝るなどの濃厚な接触はやめましょう。
ペットには、ブラッシング、爪きりなど、小まめに手入れするとともに、寝床やケージもよく掃除をして、清潔に保ちましょう。
犬は放し飼いにせず、散歩の後は、ダニなどがついていないか確認しましょう。
猫は、屋内で飼いましょう。
また、ふん尿が乾燥すると、その中の病原体が空気中を漂い、吸い込みやすくなります。速やかに処理しましょう。
野生動物はどのような病原体を保有しているか分かりません。むやみに触れてはいけません。
なお、野生動物の肉や内臓(ジビエ)を食べる場合は、生食をせず、中心部までしっかり加熱しましょう。