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最終更新日:2024年9月6日
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※「辻」は正しくは1点しんにょう
多様化・複雑化する政策課題にスピード感を持って対応
民間企業での勤務を経て1990年に入庁、経済、港湾、企画、財政など幅広い部署を経験しましたが、阪神・淡路大震災の体験は非常に大きなものでした。定型的な考えや常識、それまでの経験は役に立たず、無力感に苦しみました。
企画調整局は、市の総合政策部門として、今後の神戸の発展に向けた舵取りを担っています。政策立案や企業・大学連携、ふるさと納税、デジタル戦略、医療産業などを受け持ち、若い職員も多く、自由闊達(かったつ)で活気があります。
神戸は明治の市制施行に際し、東京、横浜、名古屋、大阪、京都と並んで大都市とされた歴史ある港町です。しかし、人口減少や少子化が予想以上のスピードで進み、東京一極集中の加速化など地方自治体を取り巻く社会経済環境は厳しさを増しており、神戸も例外ではありません。
市役所のいわゆる「縦割り」を排しながら、「神戸に住んでよかった」「神戸に住みたい」と思ってもらえるようなまちになるよう、日々、一丸となって取り組みを進めています。
政策を考えていくうえで、自身の経験の延長線上の発想だけで解決できる課題は少ないと肝に銘じています。大学や民間企業など外部の方と日常的に幅広く接していて、気づいたことや学びを仕事に活かす、ということを大切にしています。神戸市全体を見渡す企画調整局として3つの柱を掲げ、職員一丸となって当事者意識をもって仕事に取り組みます。
特に、2025年に改定時期を迎える次期総合計画をつくるにあたり、魅力ある神戸の将来像を検討していきます。大都市でありながら自然豊かな神戸のまちを、子や孫の世代に紡いでいくため、神戸の成長を支えるプロジェクトに注力していきます。
とはいえ、理想論や机上の空論では意味がありません。何がベストか、局長としての想いを持ちながらも、自分の物差しでの独断や思い込みを避け、若手職員や多くの方の意見を謙虚に聴き、客観的かつ冷静に判断することが何よりも大切だと思っています。
平日は仕事で忙しいので、休日は頭を空っぽにします。妻との食べ歩き、街歩きや買い物、パンづくりや料理など。掃除もその一つで、最新型の掃除機を使い、レーザーで浮き出る塵を吸い取る達成感や、浴室のカビ取りの掃除で得られる満足感は気に入っています。そして最近は、海外の推理ドラマにもはまっています。