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灘百選・川

最終更新日:2024年10月17日

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坂のあるまちの海と山をつなぐ川。上流、中流、下流でそれぞれ趣を異にするのが大変興味深い。灘区の川はまちの骨格をなし、流域の人たちが大事にし、水に親しんでいるのが、他の例のない特色。風景が開けて開放的な場所が子供たちの恰好のあそび場にもなり、何よりもの情操教育となっています。

青谷川・西郷川

解説文

摩耶山青谷道の登り口付近の摩耶橋あたりから上流(主に青谷道沿い)を青谷川、下流を西郷川といいます。灘五郷の西郷は「ニシゴウ」と呼ばれていますが、川は「サイゴウガワ」と呼ばれます。青谷川沿いでは、春には桜や山藤、秋には紅葉が楽しめます。川の水は透き通るほどきれいで、せせらぎを耳にしながら青谷道を登ってみるのもいいでしょう。一方、西郷川では、桜と柳が植えられており、春の桜と夏の柳はこの川の風物詩となっています。

石屋川

解説文

灘区の東部、東灘区との境を南北に流れる川で、川沿いの公園は恰好の散策路となっています。松や桜並木が続き、川の清らかな流れとともに心をなごめてくれます。昭和51年のJR高架工事以前は芦屋川、住吉川と同様に天井川として旧国鉄が川の下を通っていました。現在そのあとは車が通るトンネルになっています。春には対岸に美しい桜が咲き誇ります。

都賀川

解説文

灘区の中央を流れる都賀川は、灘区のシンボル。延長約1,800m。六甲山の記念碑台に源を発する六甲川と摩耶山を源とする杣谷川が合流し都賀川に。昭和51年から「都賀川を守ろう会」が中心となって、川の清掃につとめ、清流がよみがえりました。毎年、幼稚園児による鮎の放流や小学生によるホタルの放流、子ども達によるうなぎや金魚のつかみどり、水鉄砲教室など川とふれあう楽しいイベントが行われ、区民の憩いの場になっています。

お問い合わせ先

灘区総務部地域協働課