日本でも有数の規模を誇る王子動物園が灘区にあるのは嬉しいかぎり。動物園は単なる施設ではなく、人間と動物たちとのコミュニケーションの場ともいえるでしょう。
王子動物園のパンダ
平成12年(2000年)7月16日に「日中共同飼育繁殖研究」のため、中国よりオス・メス2頭が王子動物園にやってきました。国内では、上野動物園、白浜アドベンチャーワールドに次いで3番目。一般公募により、オスは「興興(コウコウ)」メスは「旦旦(タンタン)」と名付けられました。
ゾウの諏訪子
インド象で、昭和25年(1950年)当時7歳で来神しました。諏訪山動物園(王子動物園の前身)から来たので諏訪子と呼ばれていました。王子動物園の開園日(昭和26年(1951年))の最大のトピックスは諏訪山動物園からインドゾウの「摩耶子」と「諏訪子」が歩いて王子動物園にやって来たことでした。布引あたりで市電に驚いて右往左往して大騒動になった話も。(
名誉百選)