神戸ゴルフ倶楽部
明治34年(1901年)にA・H・グルームが作った日本最初のゴルフ場。当初の4ホールを2年後には9ホールに拡張、明治36年(1903年)5月、約120人の会員で正式に神戸ゴルフ俱楽部が誕生。翌37年(1904年)には18ホールが完成。アップダウンが激しいため、キャディが不可欠で、麓の村の子どもたちが活躍。北六甲・唐櫃村の子供たちについで、南の青木、住吉、篠原などの子供たちも参加したエピソードがあります。
神戸摩耶ロッジ(オテル・ド・摩耶)
前身は昭和32年(1957年)に開設された神戸市交通局の保養所です。昭和45年(1970年)に神戸市立国民宿舎としてスタートし、親しまれてきましたが、平成8年(1996年)5月に休止しました。PFI方式(民間資金を活用した社会資本整備)で復旧整備を行い、平成13年(2001年)7月に営業を再開しました。外観は南欧風のデザインで、宿泊施設とともに屋外型の展望ジャグジーバスやガラス工芸なども楽しめる施設として生まれ変わっています。海側では窓から夜景も楽しめます。
沢の鶴資料館
「沢の鶴」は、灘五郷の1つ「西郷」を代表する酒蔵。昭和53年(1978年)に昔の酒蔵をそのまま資料館として公開し、兵庫県の重要有形民俗文化財に指定されていましたが阪神・淡路大震災で全壊。平成11年(1999年)3月引き続き文化財の指定を受け、新たに免震システムを施して復興。再建にあたり発見された貴重な半地下構造の「槽場(ふなば)」跡や昔の酒造り工程、酒造り道具が見学できます。隣接の「ミュージアムショップ」では、きき酒ができます。
ホール・オブ・ホールズ六甲
世界の貴重なアンティーク・オルゴールや珍しいオルゴール約80台を収蔵するミュージアム。なかでも重さ1トン、高さ5m、幅8mの世界最大級の巨大ダンスオルガンは、オーケストラ並みの演奏が楽しめ、一見の価値あり。また、人気を集めているのがオルゴールのオーダーメイドで、自分の好きな曲や作曲した曲のCDまたはテープを持ちこめば、約2カ月でオリジナルのオルゴールを作ってもらえます。六甲山上にオルゴールの館がよくマッチして、まるでヨーロッパのようなムードです。
摩耶自然観察園
摩耶山は多くの野鳥をはじめ、昆虫、植物などの自然の宝庫として知られており、山頂にある「あじさい池」などを中心に観察できます。多くの野鳥が確認されており、バードウオッチングに最適。また、ミズバショウやザゼンソウなどの珍しい植物も見られます。これらの貴重な植物を大切に守り育てていますので緑豊かな自然を満喫し、心のリフレッシュのためにぜひ一度、訪ねてみませんか。
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