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灘百選・建物

最終更新日:2024年11月13日

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建物はまちの顔とも言えるものです。歴史や伝統を感じさせる建物がある一方で超近代的な建物が威容を誇る姿が印象的。ハイカラ文化の気質は今なお生きて、新しい建物にも進取の気風が色濃くただよいます。みどりのなかにモダンな建物が息づくパノラマは阪神間特有のムードさえ感じさせてくれます。

王子陸上競技場


昭和31年(1956年)の第11回国民体育大会のメイン会場として誕生した競技場。第29回兵庫リレーカーニバル女子5,000mにおいて日本新記録で優勝した増田明美さん(翌年第30回リレーカーニバル女子10,000mにおいても日本新記録樹立)をはじめ多くの競技者に親しまれ、感動の舞台となりました。市街地にある第1種陸上競技場としては市内唯一のもので、サブグランドとともに灘区の貴重なスポーツ施設となっています。

関西電力灘変電所


山麓の住宅地の中に、旧宇治川電気神戸第一変電所として大正12年(1923年)に建設され、JR六甲道駅前周辺に電気を送電しています。開口部上部のアーチ、塔屋の形状がその当時の近代建築の粋を伝えています。(名誉百選

神戸高校


明治29年(1896年)の創立で、兵庫県神戸尋常中学校(のちの神戸一中)として開校されました。当初生田川のほとりに建てられましたが、昭和13年(1938年)に現在の場所に移転しました。建物はモダンゴシック建築様式で、屋上の周囲には、飾りの銀眼がとりつけられており、校舎全体は白い城塞のイメージです。自重と自治の城をかたどる教育的モニュメントとしての意味があるそうです。現在、玄関まわりを保存して新しい校舎になる予定です。

神戸市立王子市民ギャラリー


明治37年(1904年)、当時の原田の森にあった関西学院大学のチャペルとして建設された赤煉瓦の建物。その後神戸市が買収し、平成元年(1989年)4月まで、王子図書館として区民の方々が利用してきました。王子図書館の廃止に伴い、チャペル建設当時の現状に復元し、平成5年(1993年)より市民ギャラリーとして、絵画、写真展などを行っています。明治の洋風教会建築では、市内最古のものです。

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