ホーム > 市政情報 > 計画 > 都市局の計画 事業等 > 都心・三宮の再整備 > サンキタ広場の再整備
最終更新日:2022年8月22日
ここから本文です。
神戸市では、平成30年9月に策定した神戸三宮「えきまち空間」基本計画に基づき、三宮にある6つの駅と周辺のまちを一体的につなぎ、交通拠点としての機能や回遊性を高める空間の実現に向けて、官民が連携して取組みを進めています。
このたび「えきまち空間」における広場整備の先駆けとして、阪急神戸三宮駅前東口北側の広場「サンキタ広場」の再整備を実施しました。
阪急神戸三宮駅東口、JR三ノ宮駅西口の北側に位置するサンキタ広場は、神戸有数の待ち合わせ場所として多くの人で賑わい、親しまれてきました。
この広場を含む三宮北西エリアは、2021年春開業予定である神戸阪急ビル東館の建替により「えきまち空間」内で最も先行して再整備が進むエリアであることから、より良い広場空間を創出すべく、広場の新たなデザイン提案を広く募集し、最優秀賞のデザインを元に、再整備を行いました。
(経過)
応募期間 平成30年11月20日から平成31年2月6日まで
選定委員会 平成31年3月8日
発表 平成31年3月18日
表彰式 平成31年4月29日
(応募総数)
220点
「Lean on Nature」-自然に寄り添い、助け合ってきた神戸の新しいシンボルとなるように-
作品コンセプト:
『広場を訪れる個々の目的に応じて、柔軟に幾つもの滞在方法が見出せるよう、椅子や机といった日常でいつも目に触れる形態とは異なる、抽象的な「円盤」を用いることで多彩な広場での過ごし方を見出していく。
身体スケールを基に様々な方向へ倒れる円盤は、もたれかかったり、テーブルとして利用したり、ベンチとして座ったり、スロープを登り寝転がったり、訪れる人の数だけ広場での過ごし方が引き出される。自然と広場へ寄り添うように関係を築く在り方は、阪神・淡路大震災から助け合い今に至るという新しい神戸のシンボルを彷彿とさせる。
夜は円盤の裏から照明が照らされ、凸状の形態が反射板としての機能を満たすことで広場全体に光を放射する。夜景の綺麗な神戸ならではの洗練された都市空間を演出する。』
選定理由:
受賞者:津川 恵理さん(29歳)
神戸出身。応募当時は、文化庁新進芸術家海外研修員としてニューヨークの設計事務所Diller Scofisio+Renfroで建築意匠設計士として勤務。
「Crossing Plaza」
石井 祥子さん(30歳)鳳コンサルタント株式会社
石井 佑介さん(30歳)株式会社現代ランドスケープ
静谷 洋紀さん(28歳)STGK inc.
作品名「風巡りの広場」
八木 弘毅さん(36歳)株式会社日建設計シビル
大川 雄三さん(30歳)株式会社日建設計シビル
中島 直弥さん(28歳)株式会社日建設計シビル
諏訪 淑也さん(27歳)株式会社日建設計シビル
「へそとへその緒」
板坂 留五さん(25歳)設計事務所主宰
小黒 由実さん(25歳)株式会社竹中工務店
「クスノキ山」
山本 周さん(34歳)設計事務所
小林 栄範さん(32歳)設計事務所
「まちの羅針盤」
原田 雄次さん(33歳)原田雄次建築工藝
関連文書リンク