最終更新日:2022年12月15日
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灘区には44の老人クラブがあり、それぞれ地域の状況に応じた活動を行っておられます。先日、そのひとつである都クラブの「楽悠会」という折り紙教室の活動を見学させていただきました。
都会館の一室で参加者の皆さんが非常に繊細な手さばきで一折一折丁寧に作品を作られていました。お花のほか、来年の干支である兎など、時季にあわせた作品が仕上がっていく様子を見させていただきました。
眼鏡をはずして見ないといけないぐらいの細かい「技」のほか、折り紙を活用して作品を作る創作力には驚かされました。隣接している都児童館で折り紙作品が展示されているということで、教室を運営されている都クラブの会長にご案内していだきました。こどもたち向けの作品も多く展示されており、大きさが様々なタイプの恐竜をしっかり表現したものがあり、児童館の子ども達が喜んでいる姿を想像することができました。
会長は空手の有段者ということですが、この教室に携わってから独学で勉強していくうちに、恐竜をはじめ独創的な作品も作れるようになったとのお話でした。
折り紙教室はシニアの方にとっての憩いの場であるだけでなく、折り紙を通じて次世代を担う地域の子ども達へ向けての思いを伝えておられるように思いました。
各地域では、シニアの方の仲間づくりや生きがいづくりを目的とした老人クラブの活動が様々な形で行われています。これからも老人クラブでのいきいきした活動を見学させていただきたいと思います。